村林は20代から90代まで幅広い人脈に支えられてる。とにかく諸先輩方はみんな元気だ。そして、よくしゃべる。しゃべることが長生きのコツと言われるが、まさにその通りの方々ばかりだ。
その中のお一人、80才になったばかりの元企業のトップの方からラインがきた。書かれていたのは『「脱皮できない蛇は滅びる」 by ニーチェ(ドイツの哲学者)』だった。
村林は企画提案を得意としているのでいまだに頼まれる。最近だとSDGSがらみが多いが、新しいことは知らなかった世界が見えてきて実に楽しい。でも、それがいけないことだとよく言われていた。いつまで続けているんだ、と。新しい世界にいかないとだめだ、と。
ラインの内容は「いつまで古い自分しがみついているんだ。早く古い自分を脱ぎ捨てて新しい自分に生まれ変わりなさい」ということだとすぐわかった。
もしそれを拒むなら、待っているのは「停滞」そして「死」しかない。
哲学者の格言を通して伝えてくれた。
「脱皮しない蛇は死ぬ」のですから。
ITの時代になった。紙にこだわってるつもりはない。黒田知子と共に日々、未来計画を一歩一歩、ほんの小さい一歩だが、進んでいる。それは脱皮に近い。それを誰にも伝えていないから、まだ昔にしがみついていると思われているようだ。
今日も朝から黒田知子と変化を受け入れる準備の話をしていたら、そこに昔と同じ現象が起こっていて、そういう場合、どういう対処をしていたのはいろんな販促の方法がよみがえってきた。
そうだった、そうだった、そうしたよね、と思い出した自分に感謝した。それは紙だったが、それをWEB上でやればいいんだ。明後日は、WEBディレクターとの定例会議だ。早速相談しようと思う。
安住せずに、変化を受け入れていくと、そこには脱皮しかない。「停滞」も「死」もない。
新型コロナウィルスの登場で仕事が激減した3年間、考えすぎるほど考えた。
心が病むほど考えた。そこから脱皮できた自分に逆に感謝したい。
ITの世界は若者のステージだ。だからこそ、若者の主張に素直に耳を傾け、それを実践する。そこには新しい自分との出会いもある。みんなに感謝あるのみだ。
「脱皮しない蛇は死ぬ」
「脱皮できない蛇は滅びる」(byニーチェ)
ワタシ流