コンテンツ制作は
『あうんの呼吸』で。

カルデラの仕事

最近のWEBコンテンツの案件では、SEO対策のために高い更新頻度を求められる。

それを可能にするのは、メーカーのご担当者と当社スタッフ黒田知子、そしてワタシとの『あうんの呼吸』だ。

現在進めている健康食品の場合に限って言えば

・データをもとに原稿を作成する場合、そのデータ元の許諾を忘れてはいけない。

・原稿をリライトする際の出典元は記載しないといけない。

・リライトの基準は守っているかどうか。

・専門性の高いものは監修の先生の判断も必要になる。

・薬事表現は大丈夫かどうか。

・画像はフリー素材で肖像権などクリアーしたものかどうか。

Etc.

たった1本の原稿で確認事項は膨大だ。果たしてどのくらいあるんだろうか。数えたこともないが、積み上げてきた知恵・知識がないと危険極まりない。各所との信頼関係がもたらす『あうんの呼吸』がないなかで毎日更新など、ありえない。

ちなみに現在進んでいる案件のメーカーのご担当者とは20年近い仕事の付き合いがある。何をワタシに求めておられるのか「1」伝えていただくと「10」わかる関係だ。

スタッフの黒田知子がワタシの元に来たのは専門学校を出てすぐだった。現在44歳。

その間、恋をし、結婚し、子供を3人授かった。ほぼずっと、ワタシの指導下にいて、一生懸命やってきた。最近では、ワタシが教えられることもある。客先から黒田指定の案件も出てきていて、すごくうれしい。コロナ禍のなかでWEBライティング実務士の資格もとってくれた。

そんな三位一体の『あうんの呼吸』でコンテンツ制作をしていっても、足らないことがまだある。分析だ。最近はGoogleアナリティクスなど、簡単に分析できるものもあるが、マーケッターがつくのとつかないとでは雲泥の差がある。

SEOワードのアクセス数リストを毎月1回いただくが、見るたびに驚く。まさか、というようなワードが上位にくることがあって、コンテンツの記事の方向転換なども行う。たった一つの単語を10程度のコンテンツに広げることだってある。

まさに分析によって知る一般の人の思いや考えだ。原稿を書くのが大好きなものにとってコンテンツ制作は楽しい。面白い。お客様と寄り添いやすい。

一見、簡単なようで、簡単ではないところがまた奥深い。チェックができないディレクターだっている。過去、大手企業のキュレーションサイトで薬事法違反の原稿が社会をにぎわした。書くビジネスのひずみだったように思う。

それでもいまや誰でもパソコンの前に座るとライターの時代。ワタシ&ワタシタチが得た知恵や知識など不要なのかもしれない。関係のないところでどんどん時代は進んでいる。

ワタシ&ワタシタチはまるで時代の反逆児のような気もしないでもないが、危険を察知したら、そこは避け、きちん・きちんと原稿を仕上げていきたいと思う。

今日もまもなくスタッフ黒田知子の原稿があがってくる。チェックの時間だ。